テントを担がずテント泊第2弾は平湯キャンプ場をベースに、焼岳、乗鞍岳でした。
4日
初日は中の湯ルートで焼岳へ。樹林帯を一時間ほど登ると噴煙が見え、高度を上げ振り向けば乗鞍岳の全容が見えてくる。稜線に出ると正面に笠ヶ岳がドーン、南峰は岩が崩れやすく登攀禁止になっており、北峰へは噴気口を巻きながら山頂に着きます。

山頂は日差しは強いが風が心地よく、赤トンボも飛び交い秋の気配です。眼下には上高地が正面には穂高連峰がそびえています。


山頂では日本百名山踏破を祝福しているグループが皆さんにスイカを振舞っていました。おめでとうございますごちそうさまでした。


下山後はシーズンで賑わっている平湯キャンプ場で幕営して明日の早朝出発に備えます。
5日
3:30ほおのき平発、乗鞍畳平行のご来光バスに乗車するために3時前にはほおのき平駐車場へ着くが、発券機前にはすでに長蛇の列が、3000mからの日の出は人気だ。
バズで40分、大黒岳登山口で下車して寒風吹きつける中を大黒岳山頂へ、ご来光ポイントで日の出を待ちました


ご来光を拝んだ後は最高峰の剣ヶ峰へ、途中の富士見岳斜面にはピークを過ぎたがコマクサの群落が朝日に輝き見事でした。

3026mの剣ヶ峰は濃いガスに包まれていましたが、ブロッケン現象が現れ、時折強風によりガスが切れると絶景が広がりました。山頂も心地よい風というより寒風です。
風による体感温度の低下で上着が必要な場所から猛暑の地へ、下山後の暑さにはうんざりしてしまった。