6月24~25日
3年前紅葉時期に登り、いつかは花の時期に来ようと思った。梅雨の真っただ中で日程調整は難しく、天気予報と開花情報を見ながら、6月24・25日で行ってきました。

24日
登山口から林道、平元新道で平標山の家まで3時間余り、途中苗場山が姿を現すが、展望のない蒸し暑い樹林の中をひたすら登り、避難小屋にお世話になる。早々寝場所を確保して大源太山に花を観に行った。
今日の避難小屋宿泊者は10名、これ以上泊まると窮屈になる小さな小屋だ。

平標山の家

エビス大黒 ノ頭がそびえる
25日
夜中外に出ると満点の星空で、その後の強風・雷雨で目が覚めた。出発時の天気が気がかりだったが、幸い小屋を発つ4時には雨が上がり、平標山頂直下から振り向くと雲海が朝陽に輝き、小屋のある鞍部で滝雲となる光景が広がった。



平標山頂から。奥は苗場山
平標山から仙ノ倉山に向かうとお目当てのお花畑が一面に広がっていた。
ハクサンイチゲは最盛期を過ぎた感はあるが、チングルマ、ハクサンコザクラ、ミヤマキンポウゲ・・・・これでもかってくらい名の通った高山植物が咲き誇り、撮影に夢中で先に進むことが出来ません。







花を観ながら仙ノ倉山頂へ、この稜線歩きが誠に快適だ。山頂から上越の山々の展望を楽しみ松手山経由で下山したが、花を目当てに多くの登山者が登ってくる。

仙の倉山頂

仙ノ倉山~平標山続く登山道

松手山からの厳しい急登を登りつめ平標山に着くと、その先には天空の花園が待っている 。
早朝登山口を発った大勢の登山者と行き会い、「今頃皆さんは花園に着き、感激しているだろう」と思いをめぐらしながら、蒸し暑く、急な樹林帯を下って行きました。