10月2日
本年各地の紅葉は例年に比べ遅れ気味とのこと、位ヶ原山荘の情報と天気予報を連日チェックしながら紅葉のピークを狙らって乗鞍岳に行って来ました。

今年は岐阜県側からの入山できないため、例年以上に混雑するとの情報に始発バスで位ヶ原山荘へ、ここで下車して剣ヶ峰に向け出発する。


紅葉した樹林の中を歩くのは他の季節では得られない感動があり心地よい。高度を上げ展望の利く高台に立つと紅葉越に霞沢岳、その奥に穂高連峰がそびえる。この景色は圧巻だが事前の情報通り今年は赤が少ない。


大雪渓手前はナナカマドが多く、背後にそびえる剣ヶ峰との絶好の撮影ポイントだ。ナナカマドは赤くなる前に枯れて落葉が目立つ。


紅葉の中を歩くのは大雪渓入口まで。草紅葉を眺めながら剣ヶ峰に向かうが、肩の小屋を過ぎると山頂までの岩稜帯に登山者の列が続く。


剣ヶ峰での展望を楽しんだ後は、好天に誘われ富士見岳に登った。この山頂でくつろいでいると14時過ぎには周辺にガスが掛かり始めこれも幻想的光景だ。
各地の紅葉は標高2000m以上では例年に比べ色付きが悪いらしい。それでも美しかった乗鞍岳、これから紅葉は徐々に山を下る。