8月8日
国道141号を野辺山から佐久方面に向かうと、登山意欲を掻きたてられる尖った山容が目につく。この近くにある御座山には2度登ったことはあるが、次はこの山に登りたい。天狗山と男山だ。登ってみると2座とも登山道は変化に富み、山頂からの展望が素晴らしい登りかいある山であった。
登山口は南相木村の立原高原キャンプ場で、管理棟前の広い駐車場が無料で利用できる。場内の舗装道を行きシラカバ、コメツガ目立つ雑木林のなだらかな登山道に入る。
1時間余り登ると、天狗山と男山分岐に取りつき、まず天狗山に向かう。しばらく行くと岩場となり、ロープを使う急な登りもあるが、展望ある稜線に出る。

山頂直下の岩場を上がり山頂へ、山頂には祠があり360度の展望が広がり、御座山が間近に見える。
来た道を戻り、分岐から男山に向かう。

ここから垣越山を超えるとロープを使い岩場を登り、岩の上を歩いたり、苔むした林を通ったり変化に富んだ登山道が続く。
金峰山、瑞牆山などの展望が開け、先ほど登った天狗山が間近に見える。



振り返ると天狗山がそびえる。
「この先が山頂」だと騙されながら、最後は50mあまりのロープがある岩場を登るとやっと山頂に到着しだ。八ケ岳など360度の展望が広がる。

この日は行き会った登山者は1名、トレーニングには最適なコースで、シャクナゲの開花時に再訪したい名山でした。