乗鞍春山バスが大雪渓まで開通した25日(土)乗鞍岳に行ってきました。
8:30始発バスを待つ多くのスキーヤーと登山者の長い列ができ、乗鞍高原観光センター前を出発した5台のバスは雪渓手前の道路両側に残っている高い雪の壁を通り抜け大雪渓・肩の小屋入り口へ、この先の畳平までは7月に入ってからでないと運行されません。

乗鞍岳から穂高連峰


スキーヤーと登山者が一列縦隊となり大雪渓を登っていきます。肩の小屋からは一部夏道が出ていましたが、まだ大部分の登山道は雪に覆われ、さらに進むと間近に雪をまとった穂高連峰が姿を現すではないですか。


剣ヶ峰の鳥居が見え、コバルトブルーの権現池の雪解けも進んでいます。ここから剣ヶ峰までは夏道が出ていました。


狭い山頂は大勢の登山者で賑わい、風もなく雲一つない好条件で周辺に広がる飽きることのない絶景を眺めながらしばしくつろぐ。
下りは途中からアイゼン装着で冬道の踏み抜きもなく快適に下山して、駐車場に戻ると厳しい暑さだ。今シーズン最後となるであろう雪山は5月というのに各地で記録的な猛暑となった一日でした。